公園の鳥たち4

平成22年1月下旬

越谷市キャンベルタウン野鳥の森
越谷市とキャンベルタウンは姉妹都市関係にあり、キャンベルタウンから贈られた野鳥が展示されている施設です。公園の大きな木々を覆うようにネットが掛けられ、小鳥たちの声が聞こえます。
今回は、この施設に入るのはパスをして、その隣の遊水池を散策します。
この地域は関東平野の真ん中ですので、昔から川の氾濫に対処してきたところのようです。逆川の氾濫を防ぐための大きな遊水池が作られています。その土手の周りは、人々のウォーキングやジョギングのコースになっていました。
真ん中あたりには島のようになったところがあり、水鳥たちがたくさんいます。、
すぐ近くに、古利根川があり、いくつもの水路が流れています。寿橋に近いところにそば屋さんの「砂場」がありました。
なんと、この店の名物は「かもねぎ鍋」。なんでも、この地域は越谷ネギの産地だそうです。
古利根川にたくさんの鴨が羽根を休めている姿を見てきたばかりでしたが、「焼きネギ鴨南蛮そば」をおいしくいただきました。
古利根川の堰。
水利を調整するために作られているようです。内陸部であるが故に、水をいかにコントロールするかが重要な問題になっているようです。
遊水池に戻り、散策していると草原にたくさんの鳥たちが餌をついばんでいます。湿地になっているので近づけないのですが、鳥たちは警戒することもなく、夢中で餌食べています。
スコープの接眼部ににデジカメを付けて撮影してみました。黒いからだと鼻筋の白い線が見えます。オオバンのようです。普段は水の上にいる姿を見ることが多いので、こうして陸の上で餌を食べてる姿は興味深くおもしろかったです。
遊水池の島の中にはカワウがいました。
その周りを何種類もの鴨類が泳いでいます。
確認できたのはマガモ・コガモ・ハシビロガモ・カイツブリ・オオバン・カルガモでした。
オオバンに混じって餌をついばんでいた鳥です。足が長く、水かきはありません。シギの仲間だと思いますが、名前はわかりません。
速い動きでなかなか撮影が難しく、カメラの倍率を上げるとさらにブレが大きくなってしまいます。
かろうじて身体の配色がわかるのですが、双眼鏡で見た感じではハシビロガモだと思います。
撮影には三脚としっかりした望遠レンズが必要のようです。